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WindowsによるOSベースの可用性と冗長性についてまとめてみる

Windowsの冗長性、可用性の機能についてまとめてみます。

 

用語の整理

MSFC、MSCS、WSFC、NLB・・・調べるといろいろあるけど代表サービスは結局は二つだけでした。

 

MSFC(Microsoft Failover Cluster)MSCS(Microsoft Clustering Service)WSFC(Windows Server Failover Cluster)は全て同じ機能を指していて、クラスタリングサービスの呼称。

MSCSはWindows Server 2003 R2までの呼び名。

現在はMSFCおよびWSFCのどちらかが用語として使われるらしい。

 

 NLB(Network Load Balancing)は、負荷分散機能の名前。

 

MSFC 

 

クラスタリングサービスは、Active-Passive構成を実現する。クライアント-サーバ-ディスク間の可用性を向上させる。

サーバが壊れた場合、Cluster IPの振り先とディスク認識をするサーバを切り替える。

※ディスクの可用性はディスク側の別機能で向上させる必要あり。 


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NLB

負荷分散サービスは、クライアントPC-サーバ間の可用性負荷分散を実現する。あるサーバが壊れた場合はVIPから正常動作しているサーバへのみ振る。

下の画像のような構成の場合、複数のサーバが一つの共有ディスクにアクセスできるような構成には向いていないため、各サーバが独立したディスクを持つような場合には向いている。 

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データベースがいい例

Oracleがいい例のようです。

Oracleには主に3つの可用性、冗長性の向上方法がある。

 

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Oracle RAC(Oracle Real Application Cluster)とは

NLBの機能とFC(Failover Cluster)の両方の機能を同時に実現する。すごい。

Failover Clusterの従来の実現方法は、共有ディスクへのアクセスを常に一つのサーバからのみに限定するものの、そのアクセス許可サーバをうまく切り替えることで実現していた。

しかしOracle RACの場合は、一つのディスク(Oracle Database)に複数のサーバが同時にアクセスをすることを許可し、ディスクへの操作がバッティングしても排他制御をうまく働かせることで整合性を維持することができる。

 

Oracle Fail Safeとは

Oracle DatabaseにMSFC対応をさせるもの。つまりは上述したクラスタリングサービスを指す。

 

Oracle Data Guardとは

データベースのREDOログとある時点でのバックアップを遠隔地保存するサービス。

REDOログとは過去のある時点から先に進める操作ログのこと。

UNDOはある時点から後ろへ戻す操作ログ。

 

ひとまずのまとめ。