Route53が気になったので調べた。

AWSのRoute 53の機能が気になったので調べてみた。

 

気になった機能

ALIASレコード

CNAMEレコードと似ている。

CNAMEレコードとは、あるホストの名前解決を別の名前へ挿げ替えることが可能。例えば「www.abc.com」のDNSクエリがあった場合に「www.def.com」へ転送することができる。

ただし、CNAMEレコードでできないこととして、Zone Apex (あるドメインの頂点、例えばabc.comなど)を転送元として設定ができない。

ALIASコードはそれが可能であることが特徴。

AWSの各サービスのエンドポイントの名前解決に利用できる。

 

加重ルーティング

レコードセット(名前とIPアドレスの組み合わせ)に重みを付けて、ルーティング先の頻度を決定できる。

 

レイテンシールーティング

クライアント端末からAWSリージョンへのレイテンシが最小のエンドポイントを選択して、ルーティングさせる。

 

フェールオーバールーティング

ヘルスチェックと組み合わせ、名前解決によりアクティブ/パッシブフェールオーバーを実現できる。

TCPレベル、HTTP/HTTPSレベルのモニタリングが可能。

 

(例)こんなことが可能

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AWS Black Belt Tech シリーズ 2016 - Amazon Route 53より

 

上記のような複雑な設定を行うのに、トラフィックフローのインタフェースを使ってGUIベースで設定が可能。

 

トラフィックフローはこんなの↓

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Amazon Web Services ブログ: 【AWS発表】Amazon Route53 トラフィックフローより

 

いじってみよ。